糖 尿 病
まず読んでいただきたい記事
糖尿病について最初のお話
糖尿病とは、からだを動かすエネルギー源となるブドウ糖が、エネルギーを必要としている細胞の中に運ばれなくなって、血液のなかにあふれてしまい、血液中のブドウ糖濃度が適切な範囲を超えて上昇してしまう病気です。
糖尿病との付き合い方
糖尿病とはどう付き合っていけばよいのでしょうか? 「糖尿病を良くしなければならないことはわかるけど、でもそのためには食べたいものを我慢して、つらいことばかりではないの?」 みな、我慢することばかり考えます。後ろ向きな人や、はなから放棄する人も多いです。
『HbA1c』と『空腹時血糖値』との違い
糖尿病の患者さんは来院時に空腹時血糖値とヘモグロビンエーワンシーを測ることが多いと思います。これはどのような意味を持っているのでしょう。意味を知っていると糖尿病の付き合い方も変わってきますよ。
糖尿病は良くしないといけないのですか?
そもそもどうして糖尿病は良くしないといけないのでしょうか?糖尿病は体に良くないから、おしっこに糖が出るから、糖尿病で来られる方の大半は特に何のつらいこともないのになぜ?という方ばかりです。
通院中断されてしまった方へ
実は数年前より会社の検診で『糖尿病の気がある』と言われていたが、特に痛くもかゆくもなくなかったから放置していた、しかし今回の検診では『糖尿病の疑いあり』と言われてしまった。やっぱり、医者に行かなければならないのかな~
糖尿病薬
SGLT2阻害薬とは
SGLT2阻害薬は、糖尿病治療薬の一種で、主に2型糖尿病患者さんの血糖コントロールを改善するために使用されます。国内では現在、商品名「フォシーガ」「スーグラ」「カナグル」「ルセフィ」「デベルザ」「ジャディアンス」があります。
バイオシミラー
もともと少し値が張るインスリンもしかしたら少し薬代を減らせるかもしれません。先発品と同等/同質の品質、安全性、有効性を示す医薬品のことで、先行バイオ医薬品より薬価が安く設定されているのが特徴です。
糖尿病の配合薬
糖尿病の方は、高血圧や脂質異常症、高尿酸血症など合併している方が多く、そのため内服薬の数が多くなりがちです。内服薬の数が多くなることは、内服アドヒアランス(間違えずきちんと内服できる)が下がりがちです。
糖尿病の薬
最近では糖尿病の薬は注射製剤、内服薬ともさまざまな種類が出ています。低血糖になりやすい薬、なりにくい薬、最近では週1回の内服薬、注射製剤も出てきています。2021年現在の糖尿病の薬をまとめてみました。
週1回の薬
毎日内服する薬が、週1回内服、もしくは週1回注射に置き換えることで、夜勤等で毎日のリズムが一定でない職についている方、忙しい方などで飲み忘れが多い方、内服や注射の回数を減らしたいという方にマッチします。
糖尿病に役立つ記事
糖尿病性腎症の新しいエビデンスと治療の進歩について
糖尿病性腎症の治療は、血糖値、血圧、脂質管理といった従来の基本から、SGLT2阻害薬、GLP-1受容体作動薬、非ステロイド型MRAのような新しい治療薬の導入により大きく変化しています。
糖尿病患者さんの災害時のマニュアル(2)
災害時マニュアル(2)は糖尿病の方、特にインスリンや自己注射で加療されている方や、糖尿病専門でない医療関係者の、緊急時の糖尿病の方への、特に、食事と各薬剤の注意点を説明します。
アルコール綿が手に入らない
糖尿病でインスリン自己注射(GLP1受容体作動薬)をしている方は、注射時や自己血糖測定する際、平時ではアルコール綿(酒精綿)で消毒してから行うようにと指導されている方が多い中、手に入らず戸惑っている声をよく聞きます。
シックデイとシックデイルール
糖尿病の方で発熱や下痢、嘔吐をきたし、食欲低下をした場合にシックデイと言います。通常、血糖コントロールが良好であった方でも このようなシックデイでは、一般に一時的に血糖が上がることが多いです。
低血糖 対処法
まず、低血糖かな?と思ったらすぐに糖分を取りましょう。吸収のよい糖質10g(ブドウ糖、砂糖、ジュース)を摂り安静にします。ブドウ糖や砂糖以外の糖分は効果があらわれるのが遅くなりますので注意が必要です。
尿検査について
タンパク質というのは生体にとってはとても貴重な物質なので本来は、尿中に漏れることはありません。ですので、糖尿病などで、腎臓機能の低下時に陽性となります。腎機能低下をみる一つの指標になります。
糖尿病と認知症との関係
現在、糖尿病の合併症として認知症もその大きい1つとして挙げられています。どうしてでしょうか?糖尿病合併にて認知症のリスクが上昇することが、最近、様々な知見として報告されています。
フリースタイルリブレ
フリースタイルリブレを手に入れました。このフリースタイルリブレの何がすごいかというと腕に貼り付けたパッチに機械をかざすだけ(非接触)で、血糖値をリアルタイムで測定することができるのです。
フリースタイルリブレ装着編
フリースタイルLibreを装着するまでをまとめました。全く痛みはなく、逆に全く刺さった感覚はないので本当に装着できたのかな?感じたくらいでした。そのため念のためもう一度押し当ててみたほどでした。
FreeStyleリブレプロ
FreeStyleリブレはスキャンによる測定で、血糖変動を「見える化」し、糖尿病の日常の自己管理をサポートするものです。ここでは、FreeStyleリブレ プロ」について簡単な特徴をご紹介します。
Freestyle Libreレポート(1)
Freestyle Libre(フリースタイルリブレ)のレポート、私の結果です。 2週間の血糖の推移をよりわかりやすく、観ることができます。糖尿病の方だけでなく、境界型糖尿病の方や、他の生活習慣病のかた、現在健康な方でも役立つかもしれません。