HEAD フリースタイルリブレ FreeStyle Libre日本版 動画あり 港南台内科クリニック

フリースタイルリブレ FreeStyle Libre日本版 動画あり


掲載日2017-01-25

フリースタイルリブレの日本版について

この記事は以前フリースタイルリブレUKバージョンの記事を日本版のものに入れ替え一部変更した記事です)

新しいタイプの血糖測定器 日本版フリースタイルLibreについて

 糖尿病でインスリン注射をしている方では、血糖値測定をしている方がいます。(1型糖尿病の方は特にその血糖測定の回数は多くなります)今までは指先などを小さい針で穿刺し、血を少し絞り出し、その血液で血糖値を測定していました。これに関しても現在は穿刺器具も最近は痛みが少なく、またセンサーもより少量の血液で短時間に計測できるようになっています。ただ穿刺→血液をセンサーへという流れは変わりませんでした。

 このLibre(リブレ)の何がすごいかというと腕に貼り付けたセンサーにリーダーをかざすだけ(非接触)で、血糖値をリアルタイムで測定することができます。さらに、2週間の間ずーっと血糖値を測り続けることができます。毎回の穿刺の煩わしさはありません。 1型糖尿病の方だけでなく、2型糖尿病の方や、糖尿病の薬の効果を目で見て評価できるという点でも今後の糖尿病の治療を変える可能性が十分あります。

 リーダーはJR東日本のSUICAでも使われているフェリカの原理を利用しているようです。 下の写真がセンサーです。大きさは500円玉より少し大きいくらいですね。

500円玉よりちょっと大きい
装着時はこうなります。全く痛くありません。
血糖が上昇トレンドに

服の上からでも、冬の厚手のコートやスキーウェアの上からでもかざすだけで計測可能です。

 今までのように指に針を刺す必要がないため痛みがまったくなく、血糖値を何度も測れます。また下の写真のように、現在血糖値が下がっている途中なのか➘、上がっている途中なのか➚がわかり、その場合はこまめにリブレで測り対応したり、1型の人で↑など上昇傾向なら、早めに追加インスリンを打つこともできます。➘や↓で低下傾向なら低血糖を防ぐため早めに食事やブドウ糖を摂取することもできます。

血糖が下降トレンドに、グルコース値が低下の警告も
血糖急上昇中 追加インスリンも考慮
血糖急降下中 こまめに測ることも必要

 また今までのように指先での血糖値も同じ機械で測れるので、パッチでの血糖値と(組織液なのですこしタイムラグがあるようです。CGMでも言われていましたが)指先での血糖値のギャップも調べることもできます。チップを専用のものを使うことで血中のケトン体も測れます

血糖急降下中 こまめに測ることも必要

 CGMで1日数回必要になった指先血糖での補正の必要もありません。センサーの寿命は2週間、15分おきに血糖値が記憶され2週間分の動きもわかります。 パソコンとつなぎ専用解析ツールで詳しい2週間のレポートも別途、出力することもできます。(別の記事でレポートの詳細も特集します)センサーは貼り付けたまま入浴も水泳もサウナもスキーも可能です。(実際試してみました) ただしサウナ直後は下の写真のように測れませんでした。すぐに回復します。お風呂くらいなら問題ありません。スキーでは全く問題ありませんでした。これも別のページで特集します。