
東西めんつゆ比較
冬が近づいてきて寒くなると、温かい鍋焼きうどんなど麺類が食べたくなる季節ですね。ところで、塩分気になりませんか?そこで、代表的なうどんの塩分を調べてみました。
塩分量チェック
次の4種類のうどんを使って調べてみました。カレーうどんの塩分は4.1g、天ぷらうどんの塩分は5.2g、鍋焼きうどんの塩分は6.3g、そして、きつねうどんの塩分はなんと8.4g、これは後述する油揚げから出る塩分が影響しているようです。




さて、日本人の食事摂取基準では塩分摂取は女性1日7g男性は8g未満と言われています。きつねうどんを汁まで飲みほしたら、1日分を超えてしまいますね。
そこで汁は残しましょう。半分残せば4割、塩分を減らすことができます。また、ネギやほうれん草、けんちん風など野菜のトッピングを多くすることで、余分な塩を排泄してくれます。
トッピングの塩分
次はトッピングの塩分を調べてみました。油揚げの塩分は1.0g、わかめの塩分は0.3g、かまぼこ2枚の塩分は0.3g、かき揚げの塩分は0.1gでした。




関西と関東、塩分の差
関西と関東、塩分に差はあるのでしょうか?実は関西で使っている醤油は色の薄い『薄口しょうゆ』 、関東では色の濃い 『濃い口しょうゆ』を使っています。
使っている出汁は関西では昆布だし(塩分濃度0.27%)、関東ではかつおだし(塩分濃度0.1%)薄口しょうゆの塩分濃度は16%、濃い口しょうゆの塩分濃度は14.5%です。ということはあまり変わらないということですね。
またカップ麺のどん◯◯は関西5.8g、関東6.6gと差をつけているようです。 いずれにしても温まるから、おいしいからと汁を飲み干さないように工夫して塩分の摂りすぎには注意しましょう。 (参考資料:女子栄養大学出版 塩分早わかり)
