掲載日: 2016-01-06
オレンジリング

認知症サポーター

 オレンジリングとは認知症サポーターになるともらえるものです。一定の1時間ほどの認知症を理解する講座を受けると、認知症サポーターとなります。現在、認知症サポーターは全国に約12,340万人(令和元年12月31日現在)います。

 認知症サポーターの活動・役割とは 認知症サポーターは「なにか」特別なことをやる人ではありません。 講座を通じて認知症についての正しい知識を習得し、自分のできる範囲で認知症の人や家族を応援するのが認知症サポーターです。

認知症サポーターとは

 特定非営利活動法人「地域ケア政策ネットワーク全国キャラバンメイト連絡協議会」が実施する「認知症サポーターキャラバン事業」における認知症サポーター養成講座を受講・修了した者を称する名称です。

 認知症サポーターの育成は、厚生労働省が実施する「認知症サポーター100万人キャラバン」における主な取り組みであり、これにより、「認知症になっても安心して暮らせるまち」の実現を目指しています。

認知症サポーター

認知症サポーターの活動・役割とは

認知症サポーター

 認知症サポーターは「なにか」特別なことをやる人ではありません。講座を通じて認知症についての正しい知識を習得し、自分のできる範囲で認知症の人や家族を応援するのが認知症サポーターです。

 たとえば、友人や家族に講座で学んだ知識を伝えていくことや、認知症の人や家族の気持ちを理解するよう努める、といったことも、サポーターにできる支援のひとつです。その他にも商店・交通機関等、自らの働く場で、できる範囲で手助けをするなど、いろいろなかかわり方があります。

 例えば銀行員ならATMの操作ができないことや窓口での暗証番号やトラブルからの声掛け、お店なら、毎日同じものも買う、お金の計算が苦手などからの声かけなどです。

 なお、講座を修了すると、認知症を支援するサポーターの「目印」として、オレンジ色のブレスレット「オレンジリング」が渡されます

認知症サポーター養成講座

 講師役である「キャラバン・メイト」が、地域や職域団体等を対象に、認知症の正しい知識や、つきあい方についての講義を行う住民講座・ミニ学習会などのことを、「認知症サポーター養成講座」と呼びます。

 認知症サポーター養成講座は、都道府県・市町村等の自治体や職域団体・企業、町会・自治会等と「キャラバン・メイト」の協働で行われ、養成講座を受講した人が、「認知症サポーター」となります。

港南台ケアプラザで行われた養成講座
養成講座

港南台内科クリニック