
水分補給を忘れずに!!
汗をかきやすい季節になりました。水分補給をしっかりしないと、気づかないうちに“脱水”になってしまうことがあります。のどが渇いたと感じたときには、すでに体の中では脱水が始まっています。その前に、少しずつこまめに水分をとる習慣をつけましょう。
一日どれくらい飲めばいいの?
これは平均的な目安です。運動や屋外での作業をしている方は、さらに500 mL~1 L以上の追加が必要になります。

水分のとり方のポイント

一気飲みはNGです
冷たい水をガブ飲みすると胃腸や体温バランスに負担がかかります。少量をゆっくり飲む方が効果的です。
食事からも水分を摂りましょう
スープや果物、野菜など、水分を含む食べ物からも水分は補給できます。ダイエットや食事制限中でも、脱水にならないよう食事にも気をつけましょう。
薬の影響に注意しましょう
糖尿病治療薬の一つである「SGLT2阻害薬」を服用している方は、薬の影響で尿が増えることがあるため、1日約2 Lの水分補給を目安にしてください。薬を飲み始めた当初は、通常の飲水に加えてさらに500 mL程度プラスすることが推奨されます。
スポーツドリンクは本当に必要?
スポーツドリンクにはたくさんの糖分が含まれています。
長時間の激しい運動(例:マラソンや炎天下での作業)をしている場合を除き、一般的な生活では必要ありません。
特に糖尿病やダイエット中の方は、血糖やカロリー表示をよく確認しましょう。
ノンカロリー表示でも油断せずに!
「カロリーオフ」「ノンカロリー」でも、微量の糖分が含まれていることがあります。
おすすめはシンプルな飲み物
やはり一番安全で効果的なのは「水」や「麦茶」。砂糖もカフェインも含まず、脱水対策には最適です。

日常生活でのアドバイス

定期的に飲む習慣をつけましょう
朝起きたとき、食事中、職場や外出先でも1時間に一口~コップ1杯などこまめに摂りましょう。
気温や運動量に応じて調整を
暑い日や運動をした日は、普段よりも追加で飲むことを意識しましょう。