胃カメラの検査について
胃カメラ検査は苦しい・辛い”というイメージを持っていませんか?最近では内視鏡検査の技術も装置も進歩し、従来と比べラクに検査できるようになってきています。
胃内視鏡検査は食道、胃、十二指腸まで直接見ることが出来るため、異常が疑われる部位があれば、その場で組織検査をすることが出来るのが最大の利点です。組織検査は内視鏡を通して小さな組織片を痛みなく採取することが出来ます。お腹の症状がなくても、1年に一度は検査されることをおすすめします。当院では、内視鏡を「口から挿入するか」「鼻から挿入するか」、患者さんに合った方法を選択することができます。胃カメラが苦手な方も一度ご相談ください。
胃内視鏡検査で見つかる病気
食道:食道炎、食道癌、食道静脈癌など
胃:慢性胃炎、びらん、胃潰瘍、胃ポリープ、胃癌、胃粘膜下腫瘍など
十二指腸:十二指腸潰瘍、十二指腸癌
当院の検査機器
当院では、光源装置として『EVIS LUCERA SPECTRUM CV-260SL/CLV-260NBI』を使用しています。これは高スペックな内視鏡でハイビジョン対応の多彩な機能に加え、3つの特殊光観察を実現する高性能プロセッサーを搭載しています。
上部消化管内視鏡は、『オリンパス GIF‐H260Z』を使用しています。
上部内視鏡検査(胃カメラ)の流れ
①検査前日
1)21時までに夕食を済ませておいてください。
2)水分は適度に飲んでも構いません。
②検査当日の朝
1)朝食・喫煙は避けてください。
2)主治医の指示に従って、必要な内服薬は少量の水で服用してください。
3)車・バイク・自転車ではおいでにならないでください。
③検査前
1)喉に麻酔をして鎮静剤を注射します。
*麻酔剤や鎮静剤で具合が悪くなられたことがある方はご相談ください。
④検査
1)食道、胃、十二指腸を観察します。
2)検査時間はおよそ10〜15分ほどです。
3)必要に応じて、組織検査やピロリ菌の検査をします。
⑤検査後
1)少しの間、お休みいただきます。
2)ピロリ菌の結果は当日、組織検査の結果は後日、ご説明します。