掲載日: 2024-11-01
港南区医師会学術講演会
昨日、横浜市港南区医師会学術講演会にて座長を務めさせていただきました。 今回の講演では、横浜市立大学の寺内康夫教授をお迎えし、「インクレチン関連薬を再考する」というテーマで貴重なお話を伺いました。寺内先生は元私の上司でもあったので非常に緊張してしまいました
ただ講演内容は、治療の継続が難しい糖尿病管理において「クリニカルイナーシャ」の克服や、患者さん自身の想いを理解することの重要性、さらに多職種連携の大切さが強調されました。また、GIPとGLP-1のデュアルアゴニストである「チルセパチド」についても触れ、GIPの特徴を活かした新しい治療への期待が高まる内容でした。
地域医療の一員として、こうした知見を日々の診療に活かし、患者さんにより良いケアを提供していけるよう努めてまいります。