糖尿病は長く付き合っていくもの。そのコツは?


掲載日2017-01-20

我慢するばかりではなく「できるだけ楽しく付き合っていくこと」

 糖尿病とはどう付き合っていけばよいのでしょうか? 「糖尿病を良くしなければならないことはわかるけど、でもそのためには食べたいものを我慢して、つらいことばかりではないの?」 みな、我慢することばかり考えます。後ろ向きな人や、はなから放棄する人も多いです。

 しかし糖尿病は長く付き合っていくものです。私は墓まで連れ添っていかなければならないと話します。勉強や、ゴルフ、サーフィン、スキーなどのスポーツ、仕事、恋愛、夫婦生活もそうですが我慢、我慢だけではうまくいきませんし、長続きしません。上達や長続きするコツは、「できるだけ楽しく付き合っていくこと」です。 では、糖尿病と楽しく付き合っていくにはどうすればいいのでしょうか?

まずは食事です。

糖尿病と言われると、おいしいものを食べられなくなるとガッカリする人も多いです。しかし考え方を変えませんか? おいしいものは食べてもいいのです。(もちろん程度はありますが。)ただ、なんとなく食べているものをカットしてください。 高級なお店での食事や、いつもは食べられないようなおいしいものはしばらく記憶に残るはずです。逆にご飯とご飯の間のお菓子など、いわゆる間食や砂糖の入っている飲み物は1日、2日前のものでもあまり記憶には残っていないと思います。そういうものこそ減らしてみてください。お金の使い方、節約と同じです。使うときは使う、でも節約するときは節約するというように。

ずっとお金を使えば破産します。かといって、ずっとお金を使わずためても、つかわずに死んでしまったら意味がありません。食事も同じです。要は、食べすぎはダメですが、我慢しすぎもダメ。過ぎたるは及ばざるが如しなのです。(実はそれが難しいのかもしれませんが。)

例えば、旅行に行くことが決まっているときは、旅行前はお金を使うのを控え、旅行中にお金を使うはずです。旅行先でしか食べられないものを我慢するのは良くないと思います。旅行でおいしいものを食べるために、旅行の前後で控えてみればいかがでしょうか?


糖尿病について最初のお話

糖尿病とは、からだを動かすエネルギー源となるブドウ糖が、エネルギーを必要としている細胞の中に運ばれなくなって、血液のなかにあふれてしまう→血液中のブドウ糖濃度が適切な範囲を超えて上昇してしまう病気です。≫≫

糖尿病とはどう付き合っていけばよいのでしょうか?

「糖尿病を良くしなければならないことはわかるけど、でもそのためには食べたいものを我慢して、つらいことばかりではないの?」上達や長続きするコツは、「できるだけ楽しく付き合っていくこと」です。≫≫

『HbA1c』と『空腹時血糖値』との違いは?

糖尿病の患者さんは来院時に空腹時血糖値とヘモグロビンエーワンシーを測ることが多いと思います。これはどのような意味を持っているのでしょう。意味を知っていると糖尿病の付き合い方も変わってきますよ。≫≫