当院では管理栄養士による栄養相談を常時しています。


掲載日2017-05-01

 糖尿病の方はもちろん、「腎機能が低下、弱っていると言われた」、「血圧が高い」「肥満、過体重」などでお悩みの方も是非一度、ご相談ください。

当院では、栄養指導、食事指導という言葉よりは、栄養相談、食事相談と呼んでいきたいと考えております。 それは、『指導』という言葉より、より共に一緒になって考えて行くという意味合いが強い『相談』のほうがよいのではないかと考えるからです。

 当院では、診療時間中であれば常時、管理栄養士による栄養相談をしております。実は、、、下記のように、実は意外に管理栄養士による栄養相談(栄養指導)をしているクリニックは少ないのです。

 上記をご覧ください。管理栄養士による栄養食事指導を実施する無床診療所はわずか8%というデータもあります。

(無床診療所における栄養食事指導の現状および管理栄養士の雇用状況について 松若良介 井尻吉信他2015年11月)

 食事や運動などの生活習慣に対する栄養相談等で改善を図ることは, 糖尿病の予備軍の糖尿病発症を抑制,また糖尿病の方においても,合併症を促進する肥満や高血糖を改善させるのはもちろんですが、合併症そのものを抑制できることもわかってきてます。一例をあげると 図のように糖尿病の方における脳卒中の発症率を約40%も下げるという報告もあります。

JDCS8年次における介入群と非介入群の脳卒中の推移

出典:Sone H, Tanaka S, Iimuro S, et al: Long-term lifestyle intervention lowers the incidence of stroke in Japanese patients with type 2 diabetes: a nationwide multicentre randomized controlled trial (the Japan Diabetes Complications Study).Diabetologia 53: 419–428, 2010

脳卒中の発症率は生活習慣への介入により有意に減少していることがわかり 具体的には、非介入群(なにもしなかった群)の脳卒中発症件数が1,000人・年あたり9.52件に対し、介入群(生活習慣の改善に努めた群)では5.48件と約40%有意に少なかった。

是非、当院での栄養相談を受けてみてください!!

 食事相談の際は「糖尿病食事療法のための食品交換表」を使って、必要なエネルギー摂取量と決められたカロリーの中でいろいろな食材をバランスよく、そしていずれの栄養素も過不足なく摂るように考えていきます。しかし実際には、当たり前のことですが、 個人の食事に対する
嗜好
習慣
生活スタイルなどは、多種多様です。 年齢、性別、職業、生活などにより、消費するエネルギー量や基礎代謝量も全く異なります。 そこで、当院では交換表にだけ頼った、食品の分量やエネルギー量など数字だけで説明するのではなく、できる限り患者さんそれぞれの考えを聞き寄り添い、生活、嗜好、習慣などに合わせたオーダーメイドな食事療法を目指します

栄養相談とは?食事療法って何?

 食事療法に取り組んでいるのに、思ったように効果が出ない、自分のやり方は果たしてあっているのかどうか不安、 何をどうすればいいのかわからない?などなど、食事に対する悩み、疑問を管理栄養士と、ともに解決して行きましょう。 理想的な食事というのは、なかなか出来ることではありません。だからこそ、出来ない時にはどうすれば良いのか、その工夫や方法を一緒に考えていきましょう 患者さん一人ひとりの生活に合わせて、無理のない方法を見出し、実現へ近づけていきましょう。

食事は心身の健康に重要なものです

実生活に密着した実践可能な方法を見つけていきましょう。 当院へ通院の患者さんは、担当医から栄養相談の提案がない場合でも、ご希望の場合には、担当医へお申し出ください。 他院に通院中の方の場合は、栄養相談のご希望のある場合、一度診察を受けて頂いてからとなります。電話でご相談ください。

糖尿病の方以外にも

 腎機能が低下、弱っていると言われた、血圧が高い、肥満、過体重などでお悩みの方も是非一度、ご相談ください。