第18回日本在宅医学会大会


先日 7月16日 東京ビックサイトにて、日本在宅医学会大会がありました。当院は、2演題 『認知症などでインスリン療法の継続が困難な患者における、回数の減量や、インスリン離脱し内服への変更例の検討』 『認知症などで糖尿病管理が困難な例に対して週一回GLP1製剤への変更例の検討』 を発表してまいりました。

 

今回どうしてこの2演題を出したかというと、 以前より感じたことですが、 昨今インスリン加療がBOTなどの普及により、以前に比べて非常に容易に導入できるようになり、糖尿病コントロールが容易になった反面、高齢化にともない、そのままインスリン治療を継続したままで、認知症や在宅医療に移行する患者が毎年増えています。そういう患者さんで、今までのようにインスリンを打てなくなった際や、施設の条件としてインスリンが壁になる方も大勢、みてきました。

 

私は、ある意味、インスリンを導入して来た糖尿病専門の先生はそういう患者さんに対して、導入した責任を果たすべく、今度は、その専門性とテクニックを用いて、インスリンの回数の減量、内服に移行を試みる必要や、そういうことができる患者さんもいるということを、他の在宅に携わる人に知ってほしいと感じたからです。

来年もこの方向で何題か演題を出していくとともに、学会の他の演題のある意味自由さにとても刺激を受けたので、ぜひ他に切り口でも1演題出せたらと考えております。

 

まずは、港南区はもちろん、近隣である横須賀や鎌倉、大船、磯子区でも出前講演やその地域の在宅に携わる方々を通してインスリンの減量などのアドバイスができるような関係が気づけたらと考えております。また夜は、私もお手伝いさせていただいている横須賀の汐入メンタルクリニックの15周年の食事会にも出席と、非常に中身の濃い1日となりました。

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